24年の中国GDP、5.0%増=政府目標ぎりぎり達成
【北京時事】中国国家統計局が17日発表した2024年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比5.0%増加した。中国では不動産不況を背景に景気低迷が長期化。政府は景気てこ入れを強めてきたものの、伸び率は前年を0.2ポイント下回った。政府目標の「5%前後」は辛うじて達成した。
10~12月期は前年同期比5.4%増だった。四半期の成長率は1~3月期が5%台だったものの、その後は4%台に低迷。政府は危機感を強めたとみられ、9月以降、政策金利の引き下げや不動産支援策の拡充など、景気刺激策を相次いで打ち出していた。
生産を示す鉱工業生産は前年比5.8%増と好調だった。一方、消費を示す小売売上高は3.5%増と、弱さが目立った。幅広い投資を示す都市部固定資産投資も3.2%増と低迷。統計局の康義局長は17日の記者会見で「世界経済の勢いは弱まっており、国内の需要も不足している」などと厳しい景気認識を示した。
[時事通信社]
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