ビール類販売、2年連続減=税制改正や値上げ響く―昨年
ビール大手4社の2024年のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売実績が16日出そろった。各社の推計によると、市場規模は前年比約3%減で2年連続マイナス。23年10月の酒税改正と値上げにより、第三のビールや発泡酒が減少したことが響いた。
一方、第三のビールや発泡酒を除くビールのみでは5%増。外食需要の増加で飲食店向けが好調だったことに加え、減税が追い風となり、ビール類の中でのシェアが17年ぶりに55%を超えた。
各社の24年実績は数量ベースで公表するサントリーが3%、キリンビールが2%それぞれ減少。サッポロビールは前年と同水準だった。金額ベースで公表するアサヒビールは3%減だった。
[時事通信社]
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