2025-01-15 12:30政治

石丸伸二氏、都議選へ地域政党=候補者擁立、会見で表明

都議会の現有勢力
都議会の現有勢力

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は15日、東京都内で記者会見を開き、地域政党「再生の道」を設立し、都議選に候補者を擁立すると発表した。昨年7月の都知事選では、小池百合子知事に次ぐ次点となり、立憲民主党や共産党が支援した蓮舫元参院議員の票数を上回った。都議選でどの程度の支持を獲得するかが注目される。
 石丸氏は「大事なのは、政治に関わっていなかった人が関わり始める(ことだ)」として、政治の現場での人材の流動性を高めるべきだとの考えを強調した。自身の都議選への出馬については否定した。
 地域政党は、「多選の制限」を公約に掲げ、都議の任期は2期8年までとする。議会での議案採決時は党として拘束せず、賛否は個人に任せるとした。 
 現在の都議会は、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会に、自民、公明両党を加えた実質的な「知事与党」の3会派が全体の議席の6割を占める。都議選では、政治資金問題を抱える自民を含め、3会派が勢力を維持できるかが焦点となる。

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