仲介の米国「合意間近」=ガザ停戦交渉、大詰めに
【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザの停戦と人質解放を巡り、イスラエルとイスラム組織ハマスの間接交渉が大詰めを迎えている。ハマスは13日、「交渉は順調に進んでいる」と表明。仲介役の米国のバイデン大統領は、停戦合意が「実現間近だ」と述べ、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)も「今週中に合意がまとまる可能性がある」との認識を示した。
ロイター通信は、イスラエルと米国が14日にも合意妥結に向けて懸案事項を解決するための会合をカタールで開くと伝えた。イスラエルの対外情報機関モサドのバルネア長官や、米国家安全保障会議(NSC)のマクガーク中東・北アフリカ担当調整官、次期米政権で中東問題担当特使を務めるウィトコフ氏らが参加する予定という。
報じられている停戦案によると、合意は段階的に実施され、第1段階の戦闘停止期間は6週間。ハマスはガザに拘束した人質約30人を解放し、引き換えにイスラエルは収監するパレスチナ人を釈放する。イスラエル軍はガザの一部地域から撤収する。
第1段階の途中で双方は次の段階に向けた協議を開始。残る人質の解放やイスラエル軍の完全撤退、恒久停戦が議題になるという。
[時事通信社]
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