照ノ富士、復活なるか=55年ぶり横綱同時昇進に期待―大相撲初場所
大相撲初場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。昨年9月の秋場所から2場所続けて全休した横綱照ノ富士が復帰。横綱昇進に挑む琴桜と豊昇龍、さらに大の里を加えた3大関と共に優勝争いの中心を担う。
11度目の優勝を目指す照ノ富士は出稽古するなど、徐々にペースを上げた。番数は少ないものの、「体の張りは戻りつつある」と手応えも。両膝の痛みや持病の糖尿病などで昨年の皆勤は2場所にとどまったが、いずれも賜杯を抱いた。数々の修羅場を乗り越えてきた不屈の精神力を発揮できるか。序盤戦を取りこぼさず、勢いに乗りたい。
玉の海と北の富士以来、55年ぶりの横綱同時昇進が期待される2人は、豊昇龍の力強さが際立つ。順調に仕上げた様子で、「いい感じに稽古できている」。琴桜は6日の稽古総見では後手に回る内容が目立った。綱とりの重圧をはね返し、平常心で臨めるかがカギになりそうだ。先場所9勝どまりの悔しさを糧に、馬力に磨きを掛けた大の里も主役の座をうかがう。
三役陣に新しい顔触れはない中、大関昇進の足固めを狙う若元春の他、いずれも優勝経験がある大栄翔、阿炎、若隆景と実力者がそろう。先場所11勝の隆の勝、平幕から再出発する元大関の霧島らは上位陣にとっても手ごわい存在。新三役の座を狙う熱海富士や王鵬も賜杯争いに絡めば面白い。
[時事通信社]
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