金融機能強化が最優先=再編統合「考えず」―片岡コンコルディアFG社長
横浜銀行(横浜市)など地銀3行を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)の片岡達也社長(同行頭取)は8日までにインタビューに応じ、「グループとして金融機能を強化する」と強調した。ただ、他行との再編統合による規模拡大は「現時点では考えていない」と述べた。
日銀の金融政策正常化で「金利のある世界」が復活し、銀行間で預金の獲得競争が激化している。片岡氏は「預金調達では規模の利益が存在する。世の中の流れとして(一般論では)経営統合(の話)は出てくるかもしれない」と指摘した。
ただ、2023年に神奈川銀行(横浜市)を傘下に収め、東日本銀行(東京)を含めグループ3行体制となった現在の最優先事項は、「顧客企業の事業再生や経営改善支援」と説明。必要な人材の獲得・育成にも力を入れる考えを示した。
同社は25~27年度の新たな中期経営計画を策定中だ。片岡氏は27年度の連結純利益目標について「1000億円以上は目指さないといけない」と表明。今年度予想の785億円を大きく上回るが、「地域金融機関のトップを走るようなことをやらなければ」と語った。
[時事通信社]
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