米KKR、西友の売却検討=イオンなど関心、スーパー再編加速
米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が傘下のスーパー、西友の売却を検討していることが7日、分かった。株式売却の入札にはイオンやディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスなどが関心を示している。買収額は数千億円規模になる可能性がある。スーパー大手の再編が加速しそうだ。
KKRは売却のための手続きを急ぎ、早期の完了を目指す。西友は2024年、収益改善のため北海道と九州から撤退するなど構造改革を進め、現在は本州で約240店を展開している。北海道の9店はイオンに売却していた。
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