東京消防庁が出初め式=地震発生想定で救助訓練
東京消防庁の出初め式が6日午前、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた。同庁の職員や災害時支援ボランティアら計約2900人と、消防車約140台、ヘリコプター4機などが参加し、地震発生を想定した訓練などを実施した。
式典では、同庁音楽隊とカラーガーズ隊によるパレードや、江戸消防記念会による伝統の演技「はしご乗り」が披露された。
地震発生に伴う複合災害を想定した訓練では、高層建物や倒壊建物に取り残された被災者の救助や、NBC(核・生物・化学)テロへの対応などを実演。立川市に昨年10月に新設された「警防本部多摩指揮隊」隊長指揮の下、緊急消防援助隊として、さいたま、千葉など首都圏5市の消防局も参加した。
吉田義実消防総監は式辞で、今年は阪神大震災と地下鉄サリン事件から30年となることを踏まえ、「災害から学んだ教訓を次世代へ継承し、今後起こり得るあらゆる災害に対応できる強靱(きょうじん)で持続可能な組織を築いていく」と述べた。
[時事通信社]
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