在米被爆者の笹森恵子さん死去=「原爆乙女」、92歳
【ニューヨーク時事】1945年に広島で被爆し、米国に渡って治療を受けた「原爆乙女」の一人で、在米被爆者の笹森恵子(ささもり・しげこ)さんが昨年12月15日、西部カリフォルニア州マリナ・デル・レイの自宅で死去した。92歳。米紙ニューヨーク・タイムズが2日付紙面で報じた。
32年、広島市生まれ。13歳の時に爆心地から約1.5キロ離れた地点で被爆し、上半身や手に重度のやけどを負った。ジャーナリストの故ノーマン・カズンズ氏らの支援で55年に渡米し、再建手術を受けた。
日本帰国後に再渡米し、米上院や国連などで原爆の悲惨さを訴え続けた。原爆がテーマのドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」(原題ホワイトライト/ブラックレイン=2007年)にも出演した。
最新動画
最新ニュース
-
「根拠ない」と反論=日鉄提訴受け、全米鉄鋼労組会長
-
トランプ氏勝利を最終確定=襲撃事件から丸4年―米議会
-
3人不明、捜索続く=2人死亡の漁船転覆事故―茨城・鹿島沖
-
カナダ首相、辞任を表明=支持率低迷で退陣圧力
-
NY株、続伸
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕