50代男性を誤認逮捕=トラブル巡る暴行容疑―警視庁
警視庁は31日、キャバクラ店での客同士のトラブルを巡り、葛西署が50代男性を暴行容疑で誤認逮捕したと発表した。逮捕後の関係者らへの聴取で無関係と判明し、同署は逮捕から約2時間20分後に男性を釈放した。
同庁刑事総務課によると、31日午前0時40分ごろ、東京都江戸川区西葛西のキャバクラ店で「客同士がトラブルになっている」と110番があった。葛西署員が駆け付け、現場にいた共同経営者2人への聴取から、別のグループで飲酒していた30代の客の首をつかんで打撲をさせたとして男性を現行犯逮捕した。
男性は逮捕時から「知らない」などと否認していた。従業員や治療が終わった客への聴取から無関係と判明したため、同署は男性を釈放し、経緯を説明した上で謝罪した。
当時、男性は知人と2人で飲酒しており、「ぶつかった」などの理由で別のグループと口論に発展。同庁はこの知人が暴行したとみて経緯を調べている。
虻川誉・刑事総務課長の話 誤って逮捕した方におわびを申し上げる。今後このような事案を発生させないよう、指導を徹底したい。
[時事通信社]
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