機長飲酒「悪質な違反」=日航に業務改善勧告―国交省
日本航空の男性機長2人が社内規定を超える量の飲酒をし、乗務した便の出発が約3時間遅れた問題で、国土交通省は27日、2人が酒量を隠蔽(いんぺい)するなどしたのは悪質な違反行為だとして、日航に業務改善勧告を出した。
国交省や日航によると、2人は乗務前日午後、レストランでスパークリングワイン1杯ずつと赤ワインボトル3本を注文。しかし、1日早朝の検査でアルコールが検知された際は飲酒の事実を告げず、その後も3日に申告するまで飲酒量はボトル1本だったと口裏合わせをして虚偽の説明をした。日航は2人を解雇したという。
国交省は5月にも、別の男性機長が過度な飲酒をしたとして日航を厳重注意しており、より重い行政指導に当たる業務改善勧告とした。来年1月24日までに再発防止策を報告するよう求めた。
日航は「再びアルコールに関わる不適切な事案を発生させ、信頼を損ねてしまったことを極めて重く受け止めている」とコメントした。
[時事通信社]
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