「ロシア撃墜説」くすぶる=カスピ海岸の旅客機事故
カスピ海東岸の中央アジア・カザフスタン西部に25日、旅客機が墜落して38人が死亡した事故で「ロシア軍による撃墜説」がくすぶっている。本来の目的地であるロシア南部チェチェン共和国に当時、ウクライナのドローンが飛来していたためで、防空ミサイルによる誤射の可能性を内外メディアが報じた。
事故機はアゼルバイジャンの航空会社が運航し、同国の首都バクーを出発。「濃霧」を理由に行き先をロシア南部ダゲスタン共和国に変更したが、チェチェンを含むカスピ海西岸一帯にはドローン攻撃が及んでおり、ロシア軍は不審な航空機を撃墜できる態勢にあった。
ロシアの複数のブロガーは「機体の残骸にミサイル被弾の痕跡がある」「パイロットは管制官に強い衝撃を受けたと報告していた」と指摘。アゼルバイジャンの航空会社が事故原因が解明されるまでの間、ロシア南部への運航を止めたことも、撃墜説が信じられる一因となっている。
航空会社によると、事故機は2013年に製造されたエンブラエル190型旅客機。今年10月に点検を済ませたばかりだったという。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
キーウにミサイル攻撃、12人死亡=「平和の障害」とロシア非難―ウクライナ
-
ブラジルで最古のアリ化石発見=1.1億年前の地層から―「地獄アリ」新種に分類
-
教皇死去で弔電=中国公認団体
-
石破首相「テロと断固戦う」=インド首相と電話会談
-
NY株、反落
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎