大津、青森山田など有力=28日開幕―高校サッカー
サッカーの第103回全国高校選手権は28日に開幕し、首都圏の9会場を舞台に来年1月13日の決勝(東京・国立競技場)まで、高校日本一を目指す戦いが繰り広げられる。
優勝候補の最右翼に挙げられるのは、高円宮杯U18(18歳以下)プレミアリーグを初めて制した大津(熊本)。来季J1の清水に加わる嶋本が攻撃をけん引し、悲願の初優勝を目指す。
同じ山は実力校がそろい、激戦が予想される。順当に勝ち進めば、優勝経験のある流通経大柏(千葉)、岡山学芸館(岡山)などと対戦する可能性がある。サウサンプトン(イングランド)に加入が決まった高岡を擁する日章学園(宮崎)も注目だ。
反対側のブロックで有力なのは、連覇を狙う青森山田(青森)。全国高校総体は8強止まりで、プレミアリーグ東地区でも振るわなかった。主将の小沼を中心に5度目の頂点に向け、高川学園(山口)との初戦で勢いに乗りたいところだ。
2度目の制覇を目指す前橋育英(群馬)は、1回戦で同じプレミアリーグの米子北(鳥取)と当たる。前回4強の堀越(東京A)なども、準決勝と決勝が行われる国立競技場への切符を目指す。
過去6度の優勝を誇る帝京(東京B)は15年ぶりの出場。強豪復活を目指し、国立競技場で開会式直後に行われる開幕戦で京都橘(京都)とぶつかる。
[時事通信社]
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