放置証拠品の調査申し入れ=滋賀県警と大津地検に―日野町事件弁護団
滋賀県警の警察署内などに刑事事件の証拠品が放置されていた問題に絡み、1984年に同県日野町で女性が殺害され金庫が奪われた「日野町事件」で、服役中に病死した阪原弘・元受刑者=当時(75)=の再審請求を行う弁護団が26日、大津市内で記者会見し、放置されていた証拠品の中に同事件のものが含まれていないか調査するよう、県警と大津地検に求めたと明らかにした。申し入れは23日付。
県警は11月、県内七つの警察署に70年代後半から2014年に発生した事件などに関する証拠品計3829点が放置されていたと発表。中には強盗殺人事件といった重大事件に関する証拠品も含まれていた。
弁護団は、放置されていた証拠品を廃棄しないよう求めたほか、日野町事件に関する証拠品が含まれていないか県警が調査した上で、結果を大津地検に報告することなどを申し入れた。
弁護団は会見で、「日野町事件の有力な証拠が残っている可能性もある。網羅的な調査を求めていきたい」と訴えた。
[時事通信社]
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