戦力充実の大阪桐蔭=追う桐蔭学園、石見智翠館―全国高校ラグビー
第104回全国高校ラグビー大会は27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する。51校が出場し、来年1月7日の決勝まで熱戦が繰り広げられる。優勝争いは今春の全国選抜大会を制した大阪桐蔭(大阪第1)が中心になりそうだ。
大阪桐蔭は高校日本代表候補9人を擁し、戦力は頭一つ抜けている。FW陣は重くて力強く、セットプレーの安定感は抜群。バックスも決定力十分で、SH川端とSO上田が的確な状況判断でプレーを選択する。60分間体を当て続けるひたむきさがあり、守りは堅い。
大阪桐蔭を追うのは同じAシードの桐蔭学園(神奈川)と石見智翠館(島根)。連覇を狙う桐蔭学園はパスなどの基礎練習を繰り返し、持ち前の継続ラグビーを磨いた。今春の選抜大会準優勝の石見智翠館も実力者がそろい、どこからでもトライが狙える布陣。ナンバー8の祝原は屈指の突破力を誇る。
Bシードの大分東明(大分)は6月の全九州大会決勝で東福岡(福岡)を圧倒。天理(奈良)、東海大大阪仰星(大阪第2)など関西勢も地力がある。目黒学院(東京第1)は東海大大阪仰星や前回4強の佐賀工(佐賀)など実力校と同じブロックに入った。京都工学院(京都)は、伏見工から校名が変わってからは初の花園。優勝4度の古豪の戦いぶりに注目が集まる。
[時事通信社]
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