衛藤氏「1回限りの誤記載」=自民本部に同額寄付―参院政倫審
自民党派閥裏金事件を巡り、旧二階、旧安倍両派に所属していた衛藤晟一元沖縄・北方担当相は23日、参院政治倫理審査会で弁明した。衛藤氏は「(問題があったのは)2022年の1回だけで、不記載ではなく誤記載だった」と釈明。誤って記載した80万円は党本部に寄付すると説明した。
衛藤氏によると、同年は旧二階派のパーティーと衛藤氏個人のパーティーの時期が重なり、秘書が双方の売り上げを同じ銀行口座で管理。旧二階派分の80万円を個人分と混同し、個人のパーティー収入として政治資金収支報告書に記載した。23年暮れ以降に誤りを把握して旧二階派に返金を申し入れたが、困ると断られたという。
[時事通信社]
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