中国軍、汚職摘発で作戦能力向上か=米国防総省、報告書で分析
【北京時事】中国軍で汚職摘発が進んだ結果、核戦力を扱うロケット軍の作戦能力が向上する可能性があることが18日、明らかになった。米国防総省が同日、公表した中国の軍事・安全保障分野に関する年次報告書で指摘した。汚職の舞台になったとされる弾道ミサイル基地で改修が進んでいるという。
中国軍では昨年夏以降、李尚福前国防相、魏鳳和元国防相やロケット軍幹部らが相次いで摘発された。今年11月には、軍最高指導機関である中央軍事委員会の苗華委員も「重大な規律違反」で調査を受けていることが明らかになった。
報告書は「一連の汚職は弾道ミサイル基地建設に関連していた」と指摘。摘発が「基地改修につながり、部隊の作戦能力を高めたとみられる」とした。
[時事通信社]
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