河村、2ウェーで奮闘中=2チームでプレー「楽しめている」―バスケット
【ロサンゼルス時事】米プロバスケットボール協会(NBA)のグリズリーズと2ウェー契約を結んでいる河村勇輝が、2チームのユニホームを着た奮闘を続けている。18日時点で今季27試合を消化したグリズリーズでは14試合に出場。同じテネシー州メンフィスに拠点を置く下部のGリーグ所属チーム、ハッスルでもプレーしている。
グリズリーズでは1試合平均のプレー時間が3分弱にとどまり、通算14得点、8アシスト。一方、5試合に出場したハッスルでは平均30分以上出て10.8得点、11.8アシストと主力の働き。「どちらの状況も楽しめている」と話す河村は「試合に臨むプロセスは変わらない。グリズリーズでは簡単に試合に出られないが、100%の準備をした上で臨むことは心掛けている」と強調する。
グリズリーズでのプレーはNBAのレベルを肌で感じられる。ハッスルでは格下とはいえ、大柄な選手、速い相手との実戦を多く経験できる。NBAの本契約を目指す河村は、成長に必要な過程として前向きに2チームでのプレーを続ける。
身長173センチで、NBAでは際立って小柄な23歳は地元での注目度が高く、コートに登場すれば歓声を浴びる。チームに溶け込んだのも早かった。「英語があまりしゃべれないとか、そういうことは関係なしにチームの輪に入れてくれる」。一回り大きくなった将来の姿を思い描きながら、着実に歩んでいる。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
渡辺氏、公約に「五大陸五輪」=IOC会長選に立候補
-
渡辺さんの死を悼むON=3月には巨人を激励
-
身体的特徴で「男女」区別=自民保守系議連が法案
-
自民・小林鷹之氏が政策勉強会=「ポスト石破」にらむ
-
18歳吉田が初優勝=選抜と2冠は高校生初―全日本レスリング
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕