中国、核弾頭600発保有=35年まで急速拡大―米報告書
【ワシントン時事】米国防総省は18日、中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書を公表した。中国が核戦力を急速に拡大しているとして、今年半ば時点で運用可能な核弾頭数が600発を超えたと分析した。前年から100発増加した。
報告書はまた、中国の核弾頭数が2030年までに1000発を超え、35年まで急速な拡大を続ける公算だとも予測した。同時に、開発中の大陸間弾道ミサイル(ICBM)や精密なミサイルなど、核弾頭を搭載可能な兵器の多様化も進んでいるという。
一方、ロケット軍を中心とする大規模な汚職で李尚福前国防相らが更迭される中、報告書は「少なくとも15人の軍高官と防衛企業首脳」が解任されたと指摘。その上で「指導部の軍に対する信頼を揺るがした可能性がある」との見方を示した。
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