古田さん「繁栄はファンのおかげ」=球界再編20年でシンポ―プロ野球
2004年の球界再編問題から20年の節目を迎え、日本プロ野球選手会が東京都内でシンポジウムを開き、約160人のファンを集めた。当時の労組日本プロ野球選手会会長で、12球団の維持に奔走した古田敦也さんは「いろんな意味で変革期だった。今の野球の繁栄、盛り上がりがあるのは皆さんのおかげ」と語った。
球界再編問題は、オリックスと近鉄の合併に端を発し、10球団での1リーグ制構想も浮上。選手会は12球団での2リーグ制維持を求め、史上初のストライキに踏み切った。当時阪神の球団社長だった野崎勝義さんは「私の目から見て、ストライキが決定打だった。選手会がファンの支援を受け、オーナー側が一挙に悪役になり、収束への大きな力になった」と振り返った。
シンポジウムには、現在の会沢翼会長(広島)も参加。「12球団あることは、当たり前ではないことを後輩に伝えていきたい」と述べた。
[時事通信社]
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