NBAプレシーズンゲーム、中国で6年ぶり復活へ 米報道
【ロサンゼルスAFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)のプレシーズンゲームが来年10月に中国で6年ぶりに復活すると、米スポーツ専門チャンネルESPNが5日に報じた。会場はマカオで、ブルックリン・ネッツとフェニックス・サンズによる2試合が行われる。≪写真は米プロバスケットボール〈NBA〉のアダム・シルバーコミッショナー≫
中国でNBAの試合が行われたのは2019年のプレシーズンゲーム2試合が最後となっており、同年にヒューストン・ロケッツのゼネラルマネジャー(GM)を務めていたダリル・モリー氏が香港の民主化運動を支持するツイートをして以来、これまで途絶えている。
ESPNは匿名の情報筋の話として、NBAと中国の関係は2020年に就任したNBA中国の最高経営責任者(CEO)マイケル・マー氏の助力で改善したという。
NBAのコミッショナーを務めるアダム・シルバー氏も、10月に開かれたスポーツマネジメント会議で、NBAが「いずれ中国で試合を再開する」との見通しを明らかにしていた。
NBAは2022年まで中国のテレビ局で試合中継を停止された結果、巨額の損失を被った。それ以降は他の国々でグローバルに成長し、10月にはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビでプレシーズンゲームが行われたほか、シーズン中のトーナメント戦であるNBAカップは同国に本拠を置くエミレーツ航空がスポンサーとなっている。
中国ではバスケットボールが絶大な人気を誇っており、2004年から2019年までに同国で行われたNBAのプレシーズンゲームでは、計17チームがプレーして合計28試合が行われていた。【翻訳編集AFPBBNews】
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