「三冠王」村上に熱視線=来オフ大リーグ移籍意向―米メディア
【ニューヨーク時事】プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手が、来オフに米大リーグ移籍を目指す意向を改めて表明したことを受け、米メディアの注目が集まっている。2022年には打率3割1分8厘、134打点、日本選手で最多の56本塁打を記録し三冠王に輝いたスラッガー。「ヤンキースに完璧にフィットするかもしれない」と具体的なチーム名を挙げる報道もあった。
大リーグ公式サイトは、22年の本塁打数について「伝説の王貞治が1964年にマークした55本を破った」と紹介。来年2月で25歳になることなどから、ポスティングシステムを利用する場合にマイナー契約しか結べない規定の対象から外れるとして、今オフにロッテから渡米を目指す23歳の佐々木朗希投手との違いも触れた。
一方、CBSスポーツ(電子版)は三振率の高さも指摘。主に三塁に就く守備に関しては、「おそらく(大リーグ球団から)一塁手と見なされるだろう」と予想した。
今年は33本塁打、86打点で2冠を獲得したとはいえ打率は2年前から下降しているのも事実。大型契約を勝ち取るためにも、来年は大きな勝負のシーズンとなる。
[時事通信社]
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