堅守こじ開け、勢い=巻き返した横浜M―ACLサッカー
割り切って自陣に下がり、守りを固める相手を打開するのは簡単ではない。「どう崩してゴールへ進んでいくか、難しさがあった」と横浜Mのハッチンソン監督。それでも攻撃陣はじれることなくこじ開けてみせた。
国内カップ戦決勝を直後に控え、敵将が「セカンドチーム」と表現したメンバーの浦項を押し込んだ。「ボールは持てるけど、効果的な攻撃ができない」と松原。もどかしい時間が続く中、前半41分に相手のミスをすかさず突いた。
前線のプレスで襲うと、松原が相手GKのパスをカット。守備陣形が崩れているうちに、アンデルソンロペスのパスをヤンマテウスが押し込んだ。試合終了間際にはPKから追加点を奪い、直後に招いたPKのピンチはGK飯倉が好セーブで救った。
今大会は大敗スタートとなったものの、これでホーム3連勝。「大事な試合で、勝ち点を積み上げていかないといけないと分かっていた」とヤンマテウス。11月に入って公式戦は負けなしの4連勝。1次リーグ突破へ勢いづいてきた。
[時事通信社]
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