石材会社社長に懲役30年求刑=住職殺害事件―東京地裁
東京都足立区の源証寺で昨年、住職を練炭による一酸化炭素(CO)中毒にさせて殺害したとして、殺人罪などに問われた石材会社「鵠祥堂」(千葉県鎌ケ谷市)社長、斎藤竜太被告(51)の裁判員裁判の公判が26日、東京地裁(野村賢裁判長)であった。検察側は懲役30年を求刑し、弁護側は懲役20年が相当と述べ、結審した。判決は29日。
検察側は論告で、斎藤被告は用意した練炭全てに着火しており、「危険性が高く、複数人を巻き込む可能性があった」と非難した。弁護側は最終弁論で、被告が起訴内容を認めて反省し、公判で全て正直に話したことを考慮すべきだと訴えた。最終意見陳述で被告は「住職の命を奪ってしまい、大変申し訳なく思っています」と話した。
起訴状によると、斎藤被告は同社役員青木淳子被告(64)=殺人罪などで起訴=と共謀し、昨年7月22日夜、寺敷地内の地下納骨堂で練炭28個を燃やし、翌23日朝に訪れた男性住職=当時(70)=をCO中毒にさせて殺害したなどとされる。
[時事通信社]
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