日産、米国で17%減産=業績不振受け25年3月まで
日産自動車が、米国での生産を2025年3月末まで17%減らす方針を決めたことが26日、分かった。米南部の2工場が対象となる見通し。日産は業績低迷を受けて在庫調整を進めており、世界全体で生産を2割削減することを明らかにしている。
減産する2工場は、中型ピックアップトラック「フロンティア」などを生産するミシシッピ州のキャントン工場と、スポーツ用多目的車(SUV)「パスファインダー」などを手掛けるテネシー州のスマーナ工場。日産は「市場動向に応じて生産予測を評価・更新し、健全な在庫レベルを確保する」と話した。
[時事通信社]
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