初実施ロス五輪へ始動=「たくさんの人にチャンス」―フラッグフットボール
2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として初めて実施されるフラッグフットボールの男女代表候補を集めた合同練習が24日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で開催された。他競技から転向した選手を含む約60人が参加。五輪をにらんだ日本代表の強化が本格的にスタートした。
アメリカンフットボールから派生して誕生した競技は1チーム5人でプレー。アメフトのような接触プレーはなく、タックルの代わりに腰に着けた「フラッグ」を奪う。昨年10月にロス五輪での採用が決定。今回の練習で、五輪競技の強化拠点となっているNTCを初めて使用した。
代表候補らはクラブチームに所属するメンバーが中心だが、陸上など他競技から転向する選手も増えてきた。日体大アメフト部のトレーナーをしながら、女子の代表入りを目指す水谷心都は「たくさんの人にチャンスがある。これから4年間、自分を追い込んでいきたい」と意気込む。
男子選手については今後、現役大学生やXリーグなどアメフト経験者の加入促進に取り組む方針だ。
日本代表の世界ランキングは、今夏の世界選手権で銅メダルを獲得した女子が3位、男子は10位。岩井歩総監督は「男子と女子が刺激し合い、さらなる高みを目指せる期待を感じた。情熱を持って準備していきたい」と話している。
[時事通信社]
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