「保護主義に反対」強調=中国主席、豪首相と会談
【リオデジャネイロ時事】中国の習近平国家主席は18日、訪問先のブラジル・リオデジャネイロでオーストラリアのアルバニージー首相と会談した。中国外務省によると、習氏は会談で「中豪は共に自由貿易の擁護者であり、保護主義に反対すべきだ」と強調。経済・貿易分野などでの協力を推進する方針で一致した。
習氏は「中豪間には根本的な利益の衝突は存在しない。相互尊重を堅持すれば、両国関係は必ず良好に発展する」と指摘。豪産品の輸入と対豪投資の拡大に意欲を示した。アルバニージー氏は通商面などで中国を切り離す「デカップリング」への反対を表明した。
[時事通信社]
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