利下げ「急ぐ必要なし」=トランプ政策、実現に時間―米FRB議長
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日、南部テキサス州ダラスで講演し、堅調な米景気を踏まえれば「利下げを急ぐ必要はない」と明言した。今後の政策金利の動向は「指標と経済見通し次第」と強調。トランプ次期大統領が主張する減税などは実現に時間がかかり、金融政策運営に直ちに影響しないとの見通しを示した。
10月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.6%上昇と、伸びが7カ月ぶりに拡大し、インフレ率の下げ渋りをうかがわせた。ただ、パウエル氏はインフレ率が基調として「2%の目標に向かって引き続き低下する」との見通しを堅持した。
米景気については「極めて好調で、世界の主要国の中ではずばぬけて良い」と評価。労働市場は「引き続き底堅いが、減速している」との見方を示した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
資金総額、示されず=途上国支援で詰めの交渉―COP29
-
美浜原発3号機の運転再開=1カ月ぶり、配管損傷で―関電
-
豊昇龍、動じず迷わず=課題乗り越え一気前進―大相撲九州場所
-
中谷防衛相、年内訪韓=9年ぶり、韓国国防相と合意
-
自民、政活費廃止を了承=企業・団体献金禁止盛らず―規正法、年内再改正目指す
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕