NY株反落、207ドル安=米FRB議長講演受け売り
【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて売りが広がり、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比207.33ドル安の4万3750.86ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は123.08ポイント安の1万9107.65で引けた。
パウエル議長はこの日、米経済は好調で「利下げを急ぐ必要があるというシグナルを発していない」と発言。今後の利下げペースを慎重に判断する姿勢を示したことで、より明確な金融緩和方針を期待していた一部投資家が売りを出した。
[時事通信社]
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