伊藤樹、汚名返上の完封=早大エース、連覇に導く―東京六大学野球
3年生エース、伊藤樹が最後の打者から三振を奪うと、早大ナインがマウンド上に集まって喜びを爆発させた。明大の強力打線にわずか3安打しか許さず完封し、チームは春秋連覇を達成。小宮山監督は「本当に素晴らしい投球で(エース番号の)11番にふさわしい」とねぎらった。
春に引き続き、安定した投球でチームを引っ張った。力強い直球にスプリットやチェンジアップを織り交ぜ、今季は6勝、防御率1・80の好成績を挙げた。
勝てばリーグ優勝が決まるはずだった9日の早慶戦では、思うような投球ができず、5失点で悔しい思いをした。気持ちを切り替えて臨んだ優勝決定戦では、普段はあまり使わないカーブやカットボールを多用。高い制球力で的を絞らせず、「大一番でこれだけの投球ができて自信になった」と手応えを得た。
20日に開幕する明治神宮大会で全国制覇を目指す。6月の全日本大学選手権の決勝で敗れた青学大も出場予定で、決勝でまた相まみえる可能性がある。印出主将は「青学大を倒すために一戦必勝でいきたい」と誓った。
[時事通信社]
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