第5回グローバル栄養アクセス指数を発表=ATNi〔GNW〕
【グローブニューズワイヤ】栄養不良の解決に取り組むオランダの非営利組織ATNiは7日、第5回「グローバル栄養アクセス指数」を発表し、世界市場シェアの23%を占める、世界30の大手食品・飲料メーカーとその製品を評価した。同指数の主な調査結果のうち、「製品の健康性」では、「ヘルス・スター・レーティング(HSR)」システムを使用して分析された30社の5万2414製品のうち、31%が「より健康的な基準(5つ星のうち3.5以上)」を満たしており、2022年の企業総売上高の推定34%を占めている。ATNiは、企業が2030年までに少なくとも売り上げの半分を健康的な製品から得るよう呼びかけている。現在、この目標を達成している企業は30%にすぎない。ATNiによれば、世界の死亡者の5人に1人は不健康な食生活に関連している。成人の8人に1人は肥満に悩まされており、1億5000万人の子供が栄養不足のため年齢相応よりも身長が低く、生殖年齢の女性の3分の1近くと子供の半数は微量栄養素の摂取が不十分となっている。〈GNW〉
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1001011891)。
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