ウルフが得意技を指導=ウクライナの選手たちを招待―柔道
ウクライナの若い柔道選手を日本に招待して交流する全日本柔道連盟のイベントが30日、東京都文京区の講道館で行われ、東京五輪男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(パーク24)が得意の大内刈りと内股を指導した。
ウルフは13歳から20歳を中心とする男女約30人に対して、技のポイントを丁寧に教えた。戦争が激しい地域の出身や、家族が戦闘に参加している選手も多く、ウルフは「今、僕たちが柔道をやれていることが当たり前じゃないと改めて感じることができた」と振り返った。
17歳の女子選手、オリーネクさんは「貴重な経験。きょう教えてもらった技術を繰り返し練習して自分のものにしたい」と笑顔で話した。
[時事通信社]
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