豪、誘導ミサイル生産へ=年4000基、輸出想定
【シドニー時事】オーストラリアのコンロイ国防産業相は30日、誘導ミサイルの製造拠点を国内に設け、年間4000基を生産する計画を発表した。2029年までの稼働開始を目指す。インド太平洋で軍事的行動を活発化させている中国に対する抑止力向上に加え、ウクライナ戦争長期化で逼迫(ひっぱく)したミサイル供給体制の強化を狙う。
同計画では、豪政府が3740万豪ドル(約38億円)を拠出して工場を整備。米防衛大手ロッキード・マーチンと提携し、誘導多連装ロケットシステムを生産する。年間生産量の4000基は、豪軍が必要とする量の約10倍に相当し、大半は同盟国の米国などに輸出される見通しだ。米豪両国は昨年の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で、豪国内での生産に合意していた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
才木「すごく楽しみ」=野球プレミア12
-
連合会長、「壁」合意に理解
-
米オスプレイ1機が着陸=届け出なし、今月2回目―鹿児島・奄美
-
琴桜、冷静に=大相撲九州場所
-
再稼働「一刻も早く」=柏崎刈羽原発を視察―十倉経団連会長
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕