ボルピ、チーム救う満塁弾=米大リーグWS・ヤンキース
ヤンキース初勝利の立役者はボルピ。1点を追う三回2死満塁。初球を豪快に引っ張って左中間席へ運んだ。「フェンスを越えたのを見て、ほとんど記憶が飛んだ」。地元ニューヨーク出身の23歳は、本拠地のファンの喝采を浴びた。
メジャー1年目の昨季は21本塁打をマークし、遊撃手としてア・リーグのゴールドグラブ賞に輝いた期待の星。この日は2安打4打点、2盗塁の活躍で、崖っぷちのチームを救った。
5点を追加した八回には、不振だったジャッジに適時打が出た。このシリーズ初の打点を挙げた主砲は「ただ1試合に集中する。窮地に立たされても、心構えは変わらない。このチームは多くのことを乗り越えてきた」と言い、次を見据えた。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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