山本、大舞台で大仕事=敵将脱帽「どの球も」―米大リーグ・ドジャース
山本が初めてのワールドシリーズで快投し白星をつかんだ。1点リードの三回、ソトに同点ソロを浴びるが、その後は切り替えて一人の走者も許さない。三回裏にもらった3点のリードを背に、リズム良く投げた。七回先頭のスタントンを二飛に打ち取り、左打者が2人続くところで交代。5万人を超える大観衆の拍手と歓声を受けてマウンドを降りた。
「高さだったり、コースだったり、細かいところまでしっかり意識して投球できた」。山本は満足そうに言った。大舞台にも気負いはなく、カーブ、スライダー、スプリットなどの変化球や速球を丁寧に投げ続けた。ヤンキースのブーン監督は「どの球も良かった」と脱帽した。
ワールドシリーズに臨んだ日本人投手の勝利は、これまで2007年第3戦の松坂大輔(レッドソックス)だけ。その登板は5回3分の1で2失点だったから、山本は歴代日本勢で最高の投球を披露したことになる。(ロサンゼルス時事)
[時事通信社]
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