党首移動距離、地球2周分=石破首相トップ、2位は田村氏【24衆院選】
衆院選の12日間の選挙戦が26日夜、幕を閉じた。各党の発表によると、全国を遊説する与野党党首の移動距離は総計8万4302キロに達し、地球2周分を超えた。最も長かったのは石破茂首相(自民党総裁)の1万4387キロだった。
首相は東日本大震災の被災地の福島県いわき市で第一声を上げ、最終日は東京・豊洲でマイクを置いた。23都道府県(延べ27都道府県)を巡り、看板政策の地方創生や防災庁創設を訴えた。
立憲民主党の野田佳彦代表は1万2347キロを移動。自民派閥裏金問題で政治資金収支報告書に不記載のあった「裏金候補」の選挙区を積極的に訪問し、政権交代こそ政治改革だと訴えた。
日本維新の会の馬場伸幸代表は8089キロ。関西中心の政党から「全国政党」への脱皮を目指し、関東や九州など全国を回った。公明党の石井啓一代表は7177キロ。自身も初めて挑んだ埼玉県内の小選挙区で野党候補と競り合っており、地元活動にも一定の時間を割いた。
共産党の田村智子委員長は1万3504キロ。首相に次いで2位だった。裏金問題の追及を主導した実績をアピールし、党勢拡大を図った。国民民主党の玉木雄一郎代表は1万3340キロを巡り、手取り収入を増やす経済政策を訴え、若者世代にアピールした。
社民党の福島瑞穂党首は5504キロ、参政党の神谷宗幣代表は9954キロ。れいわ新選組は山本太郎代表の移動距離を公表しなかった。
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