打線に並ぶ豪華な面々=本塁打トップ同士の頂上決戦―米大リーグ
【ニューヨーク時事】25日(日本時間26日)に始まる米大リーグのワールドシリーズは、大谷を擁するドジャースと、ジャッジが主砲として構えるヤンキースの強力打線の対決が見どころの一つだ。
大谷は54本塁打、130打点、ジャッジは58本塁打、144打点で、それぞれナ・リーグ、ア・リーグの打撃2冠。各リーグでシーズン最優秀選手(MVP)最有力候補とみられるこの2人の他にも、両チームの打線には強打者が並ぶ。
1番大谷、2番ベッツ、3番フリーマンと、過去のMVP受賞経験者3人を並べる形が今季後半のドジャースには多い。小柄ながら昨季39本塁打のベッツは左手骨折で戦列を離れた時期もあったが、プレーオフでは4本塁打と好調。通算2267安打、343本塁打のフリーマンの存在が攻撃にさらに厚みをもたらす。
ヤンキースはジャッジの前を打つ2番ソトが今季41本塁打、109打点。ナショナルズの一員として出場した2019年のワールドシリーズでは打率3割3分3厘、3本塁打、7打点で優勝に貢献した。スタントンはマーリンズ時代の17年に59本塁打でナのMVPに輝いた長距離砲。今回のプレーオフでは5本塁打を放ち、リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝いた。
今季のレギュラーシーズンでドジャースは233本塁打、ヤンキースは237本塁打で各リーグのトップ。名門同士による頂上決戦は、実績十分の強打者による打撃戦が展開されるかもしれない。
[時事通信社]
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