コーチ親会社の買収差し止め=バッグ値上がり懸念―米連邦地裁
【ニューヨーク時事】米ニューヨークの連邦地裁は24日、人気ブランド「コーチ」などを展開する米タペストリーによる同業の米カプリ・ホールディングスの買収計画を差し止める判決を下した。両社の統合は競争を阻害すると判断。ハンドバッグの価格上昇につながると主張する、米連邦取引委員会(FTC)の訴えを認めた。
消費者保護を優先するバイデン政権は、大企業のM&A(合併・買収)に厳しい姿勢を貫いてきた。今回の司法判断が、来月5日投開票の米大統領選に及ぼす影響も注目されそうだ。
[時事通信社]
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