土俵際脱出へ「どっこい」=社民党・福島瑞穂党首【党首奮戦記】
「どっこい、どっこい、社民党」。20日、買い物客が行き交う東京都内のJR有楽町駅前で、拳を勢いよく突き上げ、こう連呼した。「どっこい」に込めた思いは「厳しくてもしぶとく」。衆院選の街頭演説を締めくくる決まり文句だ。
社会党時代に野党第1党として自民党と対峙(たいじ)した老舗政党だが、前回獲得したのはわずか1議席。今回は5議席を目指すが、政党要件をぎりぎり満たす「土俵際」を脱する糸口はまだ見えない。それでも愚直に「頑固に平和」と繰り返す。
支持者は高齢化が進み、生き残りには若者の支持獲得が急務だ。「どっこい」も若者対策の一環。20日の演説後には若い女性から「物価高は困る」と声を掛けられ、じっと耳を傾けた。「党を再発見してもらう」。ベテラン党首の行脚は続く。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
日本、混合団体5位=今季の開幕戦―W杯ジャンプ
-
2%のインフレ目標堅持=「金融政策枠組み」見直しで―米FRB
-
NY円、154円台後半
-
ロシア産ガスパイプライン買収計画=米投資家、和平交渉の材料にも―報道
-
NY株、最高値更新=426ドル高、米景気の底堅さ確認
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕