伝統背負い、粘り強く=成長示した東京V―Jリーグ
粘り強さが光った。東京Vは自陣でボールを失い、先制を許す。それでも必死に走り、後半14分に綱島が同点ゴール。31分に右CKから綱島が再び決め、「全員で取った得点だと思う」。16季ぶりに戻ってきたJ1の舞台で残留が確定。感慨深げな表情で言った。
開幕から10試合は1勝7分け2敗。追い付く執念を見せた試合もありながら、先行して追い付かれたこともあった。それがビッグクラブを相手に逆転勝ちを収めるまでに成長。「3歩進んで2歩下がるか、時には4歩下がることもある。牛歩でも前に進んでいると信じてやってきた」と城福監督。若手主体のチームは試行錯誤を重ねてきた。
Jリーグの草創期を彩ったものの、J2暮らしが長かった。下部組織で育った綱島は「黄金期のヴェルディに戻らないといけない」と決意を口にし、「残留が目標じゃない」と高みを見据える。伝統の重みは分かっている。歩みは止めない。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
横綱照ノ富士が休場=大相撲初場所
-
青森で震度3
-
鎌田は途中出場=イングランド・サッカー
-
NY円、156円台半ば=一時1カ月ぶり高値
-
桐朋高の森井、アスレチックスとマイナー契約=二刀流の18歳―米大リーグ
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕