1秒差で明暗=箱根駅伝予選会
順大が10位で本大会に滑り込んだ一方、東農大はわずか1秒差で涙をのんだ。
今年の箱根駅伝で17位に終わった順大。6月の全日本大学駅伝関東地区選考会でも17位に沈み、「自信が崩れかけた」と長門監督は言う。それでも浅井が日本人2位の走りでチームをけん引するなど、各選手が1秒を大切にして奮闘。目を真っ赤にした監督は「いい状態を披露できるのは箱根駅伝の時期。辛抱強くやっていきたい」と語った。
東農大は1万メートルのU20(20歳未満)日本記録を持つ前田が肺気胸で欠場。この穴を埋め切れなかった。3年生の原田は「この1秒を重く受け止め、箱根駅伝で粘り強く戦うチームをつくる」と再起を誓った。
[時事通信社]
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