実行役永田被告、起訴内容認める=1都3県の6事件関与―「ルフィ」広域強盗・東京地裁支部
「ルフィ」と名乗る指示役らによる広域強盗のうち、1都3県の計6事件で実行役を務めたとして、強盗致死罪などに問われた永田陸人被告(23)の裁判員裁判の初公判が18日、東京地裁立川支部(菅原暁裁判長)であり、永田被告は起訴内容を認めた。
公判は24日の結審まで計4回開かれ、判決は11月7日の見通し。
検察側は冒頭陳述で、永田被告は闇バイトを通じ、いずれの事件でも「キム」を名乗る人物から指示を受けたと指摘。2023年1月に東京都狛江市で起きた強盗致死事件では「家を燃やすぞ」と高齢女性を脅し、腹部を蹴るなどの暴行を繰り返したとした。
弁護側は、永田被告は実行役のリーダー的役割を担っていたものの、指示役の駒として動いていたと主張。逮捕後は捜査に協力しており、「自責の念に駆られ、被害者に強い謝罪の意思を持っている」と述べた。
起訴状によると、永田被告は東京、千葉、神奈川、広島各都県で22年11月~23年1月に発生した計6事件に関与。同月19日、他の実行役らと共謀し、狛江市の女性=当時(90)=に暴行して死亡させ、高級腕時計など4点(計約59万円相当)を奪ったなどとされる。
狛江の事件では今年9月、強盗致死罪などに問われた実行役の中西一晟被告(21)に懲役23年の判決が出され、弁護側が控訴した。指示役として、特殊詐欺グループのリーダー格渡辺優樹被告(40)ら3人も同罪などで起訴されている。
[時事通信社]
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