危険運転致死罪に訴因変更=時速160キロ超の追突事故―宇都宮地検
宇都宮市で昨年2月、時速160キロ超で走行していた乗用車に追突され、オートバイに乗っていた男性が死亡した事故があり、宇都宮地検は10日、車を運転していた石田颯汰被告(21)=公判中=について、起訴罪名を自動車運転処罰法の過失運転致死罪から、より法定刑の重い危険運転致死罪に変更するよう宇都宮地裁に請求した。
男性の遺族が訴因変更を求める署名活動を行い、7万人を超える署名を地検に提出していた。地検は変更の理由について「所要の捜査の結果」としている。
東京都内で記者会見した男性の妻佐々木多恵子さん(60)は「160キロ超で追突し、なぜ『過失運転』なのだろうと思っていた。私の思いがやっと伝わった」と語った。
起訴状によると、石田被告は昨年2月14日午後9時35分ごろ、最高速度が時速60キロの宇都宮市の国道を、制御困難な時速161~162キロで走行。前を走っていた佐々木一匡さん=当時(63)=のオートバイに追突し、死亡させたとされる。
[時事通信社]
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