運航会社社長の保釈認める=知床観光船事故―釧路簡裁
北海道・知床半島沖で2022年、26人が乗った観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、業務上過失致死罪で起訴された運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告(61)について、釧路簡裁は10日、保釈を認める決定をした。検察側は不服として準抗告したが、棄却された。保釈保証金の額は明らかにしていない。
釧路地検は9日、運航管理者などとして出航や航行継続の中止を船長に指示すべき義務を怠り、26人を死亡させたとして桂田被告を起訴。弁護人が同日、保釈を請求していた。
捜査関係者によると、桂田被告は起訴内容を否認しているという。
[時事通信社]
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