2024-10-08 08:25

元オランダ代表、ニースケンスさん死去=73歳、「もう一人のヨハン」―サッカー

 【ハーグ(オランダ)AFP時事】サッカーの元オランダ代表で、1974年ワールドカップ(W杯)西ドイツ大会での準優勝に貢献するなど活躍したヨハン・ニースケンスさんが6日、死去した。73歳だった。オランダ・サッカー協会によると、指導者活動の一環でアルジェリアに滞在していた際、体調を崩した。
 ヨハン・クライフさん(故人)らを中心に74年W杯でオランダが一世を風靡(ふうび)した戦術「トータル・フットボール」を担った一人。78年W杯アルゼンチン大会でも準優勝。高い身体能力と鋭いタックルを武器とし、正確なPKキッカーとしても名をはせた。名手クライフの相棒的存在で、ファーストネームが同じことから「もう一人のヨハン」の異名を取った。
 母国の名門アヤックス在籍時には、クライフとともに欧州チャンピオンズカップ(現欧州チャンピオンズリーグ)で3連覇を果たし、バルセロナでもプレー。引退後はオランダ代表のコーチを務めるなど、長く指導者の道を歩んだ。 
[時事通信社]

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