2024-10-07 13:14企業

エジャイモのグローバル権利取得に合意=レコルダティ〔GNW〕

 【グローブニューズワイヤ】レコルダティは、サノフィとエジャイモ(スチムリマブ)のグローバル権利を取得する契約を締結したことを発表した。エジャイモは、寒冷凝集素症(CAD)という希少なB細胞リンパ増殖性疾患の治療において唯一承認された生物学的製剤。エジャイモは、溶血を伴う成人CADを適応症としたヒト化モノクローナル抗体で、2022年には、米食品医薬品局(FDA)、欧州連合(EU)欧州委員会、および日本の厚生労働省から承認を取得した。CADは、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)の一つ。B細胞から分泌される自己抗体が赤血球(セ氏37度以下)に結合し、赤血球の破壊を引き起こす。CADの症状には、重度で衰弱を伴う疲労や、その他の貧血の症状(関節痛、筋力低下)があり、患者の生活の質に大きな影響を及ぼすことがある。米国、日本、欧州での患者数は約1万1000人と推定されており、発症年齢の中央値は約60歳だが、30歳など若年者においても診断されている。〈GNW〉
 【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1000995706)。

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