DeNA、CSへ収穫=大貫は7回好投―プロ野球
3年連続でクライマックスシリーズ(CS)に進んだDeNAにとって、実りある最終戦だった。先発の大貫が7回を3安打無失点。零封リレーの立役者となり、三浦監督は「非常にいい時の大貫のピッチングだった。きょうの投球では十分(CSでの登板も)考えている」と話した。
切れのある直球に要所での変化球がさえた。一回こそ連打を許したが、二~六回は3人でぴしゃり。七回は先頭に安打を浴びるも後続を断ち、堂々とマウンドを後にした。
背中の違和感を訴えて9月上旬に離脱し、約1カ月ぶりの1軍戦。「必死に投げた。ポストシーズンを戦って日本一になるために野球をやっているので、そこで投げたい思いは人一倍ある」と力強く語った。
チームはCSを見据え、ここ数試合は投手、野手ともにこれまで出場機会が少なかった選手も積極的に起用。主力を温存しながら、見極めを行った。ペナントレースを終え、12日からは2位阪神とのファーストステージに臨む。「悔しいシーズンだったが、CSでもう一回戦える権利がある」と監督。就任後3度目の同ステージで初の突破を目指す。
[時事通信社]
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