9月気温、過去2番目の高さ=関東以西では最高―気象庁
気象庁は1日、9月の全国平均気温(15地点の観測値に基づく)が1898年の統計開始以来、2番目に高かったと発表した。平年(2020年までの30年間平均)との差はプラス2.52度で、昨年の同2.66度に次ぐ記録となった。
夏(6~8月)に引き続き、太平洋高気圧が日本付近に張り出し、晴れる日が多かったのが主因という。
地域別の平均気温は、東海と近畿、中国、四国、九州北部、九州南部、奄美、沖縄で1946年の統計開始以来、最高記録を更新。関東甲信と北陸は過去最高記録に並んだ。
全国約910地点のうち、35度以上の猛暑日になった地点数の9月の積算は1452地点。6~9月の4カ月間では1万273地点となり、いずれも比較可能な2010年以降で最も多かった。福岡県太宰府市では年間猛暑日数が62日となり、群馬県桐生市で昨年記録した全国最多記録の46日を大幅に更新した。
[時事通信社]
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