性加害で504人と補償合意=「被害の全容明らか」と旧ジャニーズ
SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)は1日までに、創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて設置した被害者救済委員会による活動状況報告書を公表した。この1年間で999人から被害の申告があり、そのうち524人に補償内容を通知し、504人と合意をしたという。スマイル社は報告書を踏まえ、「多くの方々に迅速な被害補償を行うことができた。手続きを通じて被害の全容が明らかになっている」と主張している。
報告書と、同社が9月30日付で発表した被害補償状況によると、全体の999人のうち、212人には在籍や被害事実が確認できなかったとして補償をしないと通知。241人とは連絡が取れない状態だという。この他、現在補償内容を算定中か、在籍確認など手続き中の人が22人いる。
[時事通信社]
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