緩急自在、ゴロの山=前田純、初登板で勝利―プロ野球・ソフトバンク
プロ初登板は日本ハムの本拠地最終戦。7月に支配下登録されたソフトバンクの前田純は、それでも臆せず腕を振った。「こんなに観客がいるのは初めて。自分が主役だと思って投げた」。6回無失点で初勝利をつかんだ。
持ち味を存分に発揮した。テーマは「打者に気持ち良く振らせないこと」。直球は140キロ前後だが切れがあり、チェンジアップなどを織り交ぜてゴロの山を築いた。四回は先頭に安打を許したが、マルティネスを三ゴロ併殺に。緩急自在に危なげなく81球を投げ切った。
沖縄・中部商高から日本文理大を経て、育成ドラフト10位で昨年プロ入りした左腕。オフは和田の自主トレーニングに参加し、投球フォームの改良を行った。今季は2軍で10勝。良きお手本との取り組みが成果に表れ、この日の好投につながった。
24歳の新星を小久保監督も絶賛。ポストシーズンでの起用について「(メンバーの)候補に入っている」と話した。
ヒーローインタビューでは初々しい表情を浮かべながら、「ホークスのエースと呼ばれるように頑張りたい」。プロでの新たなスタートを切り、堂々と宣言した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
戦闘で69年分の成長帳消し=ガザ、失業率80%―国連
-
ホンダ、米で72万台リコール=燃料ポンプに亀裂、火災リスク
-
中印首脳、5年ぶり会談へ
-
米国務長官、イスラエル入り=中東歴訪でガザ・レバノン情勢協議
-
プーチン氏、中印首脳と会談=習氏「友情は不変」―BRICS開幕、孤立回避図る
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕